アメリカの農業 5
中粒種は、もともと南部で作られていた長粒のインディカ種と、日本から持ち込まれた短粒のジャポニカ種とを掛け合わせてできたものです。
カリフォルニア州で開発されたところから、「カリフォルニア米」と呼ばれています。
カリフォルニアでのコメ作りが、日本人によって始められたのが、1912年ですから、カリフォルニアでのコメの歴史は、まだ100年ほどでしかないのです。
初め、サクラメント・バリーなどに入植した日本人たちは、長粒種をうまく栽培できず、日本人好みの味も求めつつ改良しました。
そうした積み重ねが素地になり、「ビッグス育種試験場」(当時州立)によって開発されたのがカリフォルニア米で、1948年のことでした。
カリフォルニア米は、愛称で「カルローズ」と呼ばれ、さまざまな種類(中粒)のコメがその愛称名で売られています。
"標準中粒種"といったところです。