アメリカの農業 9
ビッグス育種試験場から専門のブリーダー(育種家)をスカウトし、一緒にテーマに挑みました。
カルローズには、すでにいろいろ交配してできた類似種のものが20も30もあったのです。
これらを基に、優良種の選別をしたり、新たな交配を繰り返したりしながら、より粘り気のある日本人好みの味の種を作っていきました。
交配による品種の改良は、改良の度合いが1年に1回しか確かめられないため、長時間を要します。
また、交配種は10年間ぐらいさまざまな性質を現すため厄介な仕事となるのです。
それをクリアし、優良種として固定できたのが「国宝ローズ」でした。
1964年のことです。