エネルギー効率化融資

エネルギー効率化融資は、いまだにエネルギーおよび工業関連融資の3パーセントにも達していません。


申請されたプロジェクトが環境にどのさりな影響を考えるかを調査する、環境アセスメントのプロセスも規定されてはいます。


・・・しかし、融資を受けたがっている受け入れ国自体がアセスメントを実施することになっているため、その効果は上がっていません。


その国が調査スタッフや技術を持っていないことさえしばしばです。


その結果、破壊につながるプロジェクトがたいした制約も受けることなく実施されています。


世銀という巨大な官僚組織内に新設された環境部門が、政策立案、調査研究、渉外など中枢組織に付随する弱小部門であり、貸付け業務に直接関わっていないことにも問題があります。


世銀融資による環境災害の数を減らすためには組織の強化が必要であり、環境調査のプロセスも、内部スタッフの手で、より慎重にコントロールされるべきです。

アガスティアの葉っぱ

一人でインドまでアガスティアの葉っぱを求めて出かけていきました。


この葉っぱが人にある種の魅力を与えているのは、現在だけでなく過去と未来がわかるからです。


私たちは現在に生きて過去を記憶し、未来を想定し希望して生きています。


しかし過去はすべてわかるわけではありません。


自分の記憶の範囲内しかわからない。


しかし、私たちはみんな祖先をもち、祖父祖母をもち、父親母親をもっている。


その遺伝子を受け継いでいるかぎり、自分の過去を知りたいとい㌧P欲求をもつのは不思議ではありません。


まして人間には輪廻転生するという考え方もある。


未来も私たちにとっては大きな関心事であり、それを知りたいという誘惑は強いものがあります。


そうした心理をうまく利用したのがアガスティアの葉ブームであり、自分の葉があるということが、人類のなかで選ばれた人間であるという証しであり・・・


遠いインドのその辺雛なところに存在するということが、いやがうえにもその葉の価値を高め、見てみたいという気持ちをほどよく醸成しているのです。

病気は天からの贈り物

病気になることは、その当座は苦しいですが、その苦しみを乗り越えることで一皮むけ、さらに奥義に一歩でも近づくことができるのです。


そう考えれば病気になることは、ある意味では喜ばしいと考えることも可能です。


まったく健康で病院へ行ったことのないような人は、人生の真実を知る機会がなかなかめぐってこない人であるともいえます。


これは考えようによっては不幸なことです。


ずっと健康であり続けたとしても、それだけでそう喜んでばかりはいられません。


私が病気を天からの贈り物というのはそういう意味なのです。


たくさんの患者さんが病気と向き合って生きていますが、みんな失くしたものばかりに目を向けている。


しかし、失くしたものこそ、本当は手に入れたものなのです。


"アガスティアの葉"というのをみなさんもご存じでしょう。


その人個人の過去から未来まで、その葉に書かれているという有名な葉っぱです。

生きる喜び

人間は一人ひとりが最高の能力をもって生まれてきています。


頭が悪いと思うのは、自分のなかで能力を眠らせているだけです。


できる人はバルブが開いていて、できない人のは閉じている。


・・・そのていどの差しかないのです。


問題はどうやってバルブを開くかです。


そのことに気づけばよいのです。


気づいたときバルブは開く。


それだけのことです。


人間が生まれてきたのは、この世で自分とは何かを見極めるためなのです。


あるいは生まれてきたからには、なんらかの使命を抱えている。


その使命を見つけるために生きているのです。


それを見つけることが生きがいであり、その追求の過程が人生であり、そのように考えて生きることが、大きな喜びでもあるのです。

最高の能力とは

健康か病気であるかを意識することはそれほど意味のあることではありません。


どちらにしても、いま生きている証しなのですから・・・。


意識するしないは別にして、健康も病気も遠いところでは、人のいうあの世とかかわっているのです。


この世とあの世の意識が、健康と病気の概念に多大な影響をおよぼしていることに気がつくべきなのです。


私たちがあの世とこの世の観念をしっかりと確立すれば、病気への不安や心配も自然になくなってくると思います。


私がいま考えているあの世の感覚というのは、結局は自分の潜在意識の世界のように思えます。


私たちが無意識に生きている世界そのものが、あの世であり、意識できる世界がこの世なのではないでしょうか。エグゼクティブトレードによると、すべてが潜在意識の世界の出来事であるとすれば、すべては自分で生じさせると同時に自分で処理できるということです。


人は自分の能力のことをよくいいます。


「自分には能力がない。そのように生まれつかなかった」


「頭が悪いからわからない」


「体が弱いからできない」


・・・しかし、すべて潜在意識で考えれば、そんな他者との比較は無意味なのです。

「アメリカの生活と資源」

わたしたちは森有礼を一個の無国籍のいたずらなる西洋心酔者であるときめつけてはなりません。


もう一度森が編纂して出した「アメリカの生活と資源」をみればわかります。


まず森はアメリカの共和政治に対する疑問を、つぎのように述べています。


・・・いわゆる共和政体なるものに対して私たちは高く評価しているけれども、それには幾多の不利と危険があることを認めざるを得ない。


外国人がそれを充分に悟るためには時間と慎重な研究を必要とする。


日本人はアメリカの政治と制度を見て、やや魅了されている感がある。


しかしその特色を自国の政治形態に採用する前に、この問題をあらゆる角度から考慮することが最も大切だろう。


アメリカにおける自由の濫用による弊害は、是正し、あるいは改良することが極めて困難なるものであり、用心して避けるべきものである・・・。


石川遼 英語などなかった時代に、英文でこれだけのことが言えた森は大変な努力家であったことがうかがえます。


アメリカの農業 9

ビッグス育種試験場から専門のブリーダー(育種家)をスカウトし、一緒にテーマに挑みました。


カルローズには、すでにいろいろ交配してできた類似種のものが20も30もあったのです。


これらを基に、優良種の選別をしたり、新たな交配を繰り返したりしながら、より粘り気のある日本人好みの味の種を作っていきました。


交配による品種の改良は、改良の度合いが1年に1回しか確かめられないため、長時間を要します。


また、交配種は10年間ぐらいさまざまな性質を現すため厄介な仕事となるのです。


それをクリアし、優良種として固定できたのが「国宝ローズ」でした。


1964年のことです。

アメリカの農業 8

K田農場は、K田さん亡きあと息子さんが2代目を継ぎ、現在7000エーカーの土地を擁しています。


このうち4000エーカーにモチ米、1500エーカーにウルチ米の「国宝ローズ」(残りは麦や綿など)を植えています。


モチ米は餅や赤飯、餅菓子のほか、煎餅やあられなどのライス・ケーキの原料として全米各地から引っ張りだこ(全米のモチ米需要の90%を供給)だといいます。


これは彼が戦後、再起したときのモチ米を、いまも大切にしているところがおもしろいですね。


K田農場に、1954年、同じいわき市出身でK田さんの甥、Kさんが加わります。


2年間の農業研修で行ったのですが、乞われて残り、農場の支配人として縦横に腕をふるいました。


Kさんは、コメ栽培技術の改良のほか品種改良という大きなテーマを与えられました。


1948年に開発されたばかりのカルローズは、特に味の点でまだ満足できるものではなかったのです。

アメリカの農業 7

さまざまな困難がありました。


しかし、K田さんは、アルカリ性土壌や水不足などの問題と体当たりで闘いながら、2年後には、飛行機による種まきを敢行して(アメリカで初めて)定着させるなど、1つ1つノウハウをモノにしていったのです。


大戦が大きな試練を与えました。


コロラド州の収容所を出て、ドス・パロスの町に戻ると、後を託した男に土地をつまみ食いされ、150エーカーが残るだけでした。


彼はそこにモチ米を植えることで再起をはかります。


餅の味を忘れていた日系人たちに歓呼の声で迎えられ、農場は息を吹き返しました。


その後、農場は1000エーカー、2000エーカーと徐々に拡大、精米、販売も併せ行うカリフォルニア有数の大農場に育っていきます。


彼は、カリフォルニアにコメ作りの基盤を築いた人物として、晩年、ライス・キングと呼ばれ、立志伝中の人として語り継がれるようになりました。

アメリカの農業 6

最初のカルローズは、冷めるとかなりポロポロしたそうで、その改良がさらに進められました。


そして、1964年、冷めても粘り気がある寿司米のようなコメを目指した「K田農場」によって、新品種「国宝ローズ」が開発・登録されたのです。

カリフォルニアのコメを話題にするとき、必ず出てくるのが「K田農場」です。


少し歴史をひもといてみることにしましょう。


K田農場の創立者は、福島県いわき市出身のK田さん(1882年生まれ、1964年没。実家は精米業)です。


小学校の教員をしていた26歳のとき、1908年(明治41年)に事業家を志して渡米。

サンフランシスコ、ロサンゼルスで農園や水産会社などで働いて資金を作り、6年後、サクラメントで土地を借りコメ作りを始めました。


さらに13年後の1927年、K田はサクラメントの200キロばかり南に位置するサンホアキン・バリーの町、ドス・パロスの土地8000エーカー(3200ヘクタール)を、縁あってヘンリー・ミラーから買い取りました。


ここがK田農場の揺藍の地となったのです。

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