アメリカの農業 5

中粒種は、もともと南部で作られていた長粒のインディカ種と、日本から持ち込まれた短粒のジャポニカ種とを掛け合わせてできたものです。


カリフォルニア州で開発されたところから、「カリフォルニア米」と呼ばれています。


カリフォルニアでのコメ作りが、日本人によって始められたのが、1912年ですから、カリフォルニアでのコメの歴史は、まだ100年ほどでしかないのです。


初め、サクラメント・バリーなどに入植した日本人たちは、長粒種をうまく栽培できず、日本人好みの味も求めつつ改良しました。


そうした積み重ねが素地になり、「ビッグス育種試験場」(当時州立)によって開発されたのがカリフォルニア米で、1948年のことでした。


カリフォルニア米は、愛称で「カルローズ」と呼ばれ、さまざまな種類(中粒)のコメがその愛称名で売られています。


"標準中粒種"といったところです。

アメリカの農業 4

「1」は極早生、「2」は早生、「3」は、中生、「4」は晩生。


ちなみに出穂までの日数は極早生が90日、晩生が110日であります。


その次の「01」や「02」や「03」は、開発・登録された順序(ただし、1978年以降のもの)を示します。


早生と晩生を、生産者は作業スケジュールがスムーズにいくように組み合わせたり、天候などの関係で種まきが遅れたときに、早生を植えたりして、使い分けるのです。


品種改良は、専門の農業法人や私企業の研究所、または農民個人によって自由に行われています。


種を他人に売らなければ、どんなコメを開発してもよく、独自に種モミを作り独自のブランド名で販売している生産者も多いのです。


他人に売るには、政府の検査をへて登録しなければならないことになっています。


日本人好みの味として知られる中粒種について、少し詳しく見てみましょう。

アメリカの農業 3

アメリカ農業を支えている重要な要素の1つは、農業者自らが主人公になった絶えざるイノベーション(技術革新)です。


もちろん企業も含めて、それは、農業機材から栽培法、品種改良にいたるまであらゆる分野に及んでいます。


コメの品種と品種改良について、みておくことにしましょう。


アメリカで生産されているコメは、形状からいうと、長粒種、中粒種、短粒種の3種があります。


品種名はL101とかM402、S203などと番号で呼ばれるものが多いです。


L、M、Sは言うまでもなく、順に長粒種、中粒種、短粒種を意味しています。


アルファベットの次の「1や「4」や「2」は、早生か晩生か(アメリカでは種まきから稲穂が出るまでの日数で分けています。


日本では刈り入れまでを示します。

アメリカの農業 2

この間、ある大学教授の研究は休みなく続いており、近い将来50%の省水種を完成させるのが教授の当面の目標です。


この研究に対し、カリフォルニア商務省は、89、90の両年度で合計20万ドルの補助金を出しました。


水不足の農業の切り札になるかもしれないと州政府は期待し、教授はもっと大きく、


「世界の砂漠地帯でコメを作る足がかりにする」


と壮大な夢を描いているのです。


学者が研究したものをアグリ・ビジネスが実験栽培し、いけるとなれば、すぐ実用化する。


そういう「産学提携」を、政府が積極的に支援していく体制が、アメリカでは普通にできあがっているのです。

アメリカの農業

アメリカ農業のロイヤリティーは、エーカーあたり基本料が10ドル、機械リース料は種まき機が3ドル、除草機が5ドル。


しかし、これはコストカットの分から差し引けば、おつりの方がまだ多く、生産者のうまみは十分です。


また商品は、農薬フリー、ミニマム化学肥料による「健康米」という強みもあります。


会社がそのPRと販売促進を引き受け、ベビー食品や自然食品の企業へ売り込み(直接には生産者個人が販売する)を図っています。


買い手の評判はよく、通常米よりいくらか高く売れるようになってきました。


さらに、同社では、91年から生産者に1CWtあたり2ドルのプレミアムを支払い始めました。


このため生産者の人気も高まる一方で、「作付け面積を10年で50万エーカーまで広げる」と小さな小さなアグリ・ビジネスが快気炎をあげるのです。

ハーブ「ロベージ」その2

■露地栽培のポイント
香気成分は葉(柄)や茎のほか、根や種実にも含まれているので、二年たった株は、そのために掘り上げられたりもします。

このとき、株を切り分けると若返りの効果もあります。

増殖は春か秋に株分けをするか、種子をまきます。


■鉢栽培のポイント
あまり小さな容器では栽培しにくいので、やや大き目のものを用います。

ハーブ「ロベージ」その1

■性状
イタリア原産の、時として二mにもなるセリ科の多年草です。

葉は無毛で濃緑色、太い茎は下方では互生ですが、上部で輪生するところが変わっています。

近縁のセロリに似た強い香気があり、葉柄を軟白して、セロリと同じように食用とします。

フランスへは一六〇〇年頃に伝わったとされ、キャラウェイ、チャービル、フェンネルなどと並んで人気のあるハーブの一つになっています。

日本ではあまり知られておらず、つくられていません。


■同じ栽培でつくれるハーブ
アンジェリカ、フェンネルなどがあります。

ハーブ「ローズマリー」その2

■露地栽培のポイント
庭土に石灰(表面が白くなるぐちい)をまいて、すきこみます。

この土に、三月中旬ぐらいから九月中旬までに種子をばらまきし、一㎝の覆土をします。

その上へ、敷きわらをしてやります。

苗の生長が早いので発芽一ヵ月後から液肥を十日に一回与えます。

発芽後五㎝ぐらいのときに間引いて、一回目の間引きでは株間を十㎝にします。

これを育て上げます。

左図のようにさし木して、一カ月後ぐらいの発根を待って、庭に移植し、育て上げることもできます。

株分けをしにくい性質がありますので、四月頃に収穫をかねて前刀定してやると、姿が整います。


■鉢栽培のポイント
さし木で発根した苗を、左図のように四号鉢ぐらいに植えます。

用土は水排けのよいものにしますが根付くまではきちんと灌水をしてやらなければなりません。

ローズマリーは這うのと、立つ種類がありますが、這う種類は吊り鉢仕立てにも向きます。

ハーブ「ローズマリー」その1

■性状
地中海沿岸が原産地の、大きいのは二mにもなるシソ科の小灌木で、代表的なハーブの一つです。

花は長さ一㎝強ほどの、紫色のランのようです。

下面に綿毛がある常緑の葉も花も、ちょっとふれるだけで強く爽やかな香りがします。

この芳香成分は香料、香水、口臭の消臭剤のもとになっています。

「若さを保つ香り」といわれています。


■同じ栽培でつくれるハーブ
ヒソップがあります。

ハーブ「ローズゼラニウム」その2

■露地栽培のポイント
日当たりがよく、水排けのよい、やや肥沃な場所でよく生育します。

生長は早く、春に二十㎝ほどの苗を植えると、秋までに五十㎝ぐらいのこんもりとした茂みをつくります。

生長するたびに花柄を伸ばし、二㎝ほどの濃いピンク色の花をポツン、ポツンと咲かせます。

種子は入手が困難なので、さし木でふやします。

暖かい時期だと簡単にできます。

図のようにさしたら、風通しのよい半日陰で管理します。

三週間で発根します。

水にさしておくだけでも発根します。


■鉢栽培のポイント
大き目のプランターや鉢(入号の深鉢)に植え、春ー秋にかけては戸外、冬は室内で栽培するのがこのハーブには向いているようです。

太い根を水平に伸ばすので、幅の広いプランターや鉢に植えます。

大きなプランターや鉢植えで戸外で管理するときは、鉢土へ堆肥や腐葉土を混ぜこむと効果的です。

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